「ボウルレレ」を作る

2002/3/3
牛工房 cow@cow-project.net


前回の教訓を生かして新しいレレであるボウルレレを製作します。ボウルと言っても野球などのボールではなく、ケーキを作ったりする時に使うステンレス製のボウルのことです。表板はボウルの形状に合わせてくり抜き、サウンドホールを開けます。ネック固定金具はアルミ板を曲げて作りました。

次の作業で表板の裏に割り箸で作った力木を接着します。

いつもの様に安ウクレレのネックだけを流用します。次のように、アルミ板のネック固定金具をネックの切りはしにも木ネジで固定します。

このネック固定金具をボウルに取り付けるための穴をドリルで開けます。

ネジの止める位置に金具を固定し、金具の形状をペンチで曲げて調整します。

さらに金具の密着性を良くするために、金具の隙間部分にホットメルトを流し込みます。

鉄と木材の接着は強度に問題があるので、表板をネジで固定するための穴をボウルに3箇所開けました。

ボウルの底面にラベルを貼り、ネジで表板とボウルを固定します。

そして、弦からの距離と12Fまでの距離を測って、ブリッジを正確な位置に接着剤で固定します。

ブリッジが固定されたら、表板に、マホガニー色のニスを塗ります。乾いたら、もう一度塗りなおします。

ニスが乾いて、これに弦を張れば「ボウルレレ」の完成です。

裏から見た様子です。銀色が眩しい!

そして正面から見た様子です。試奏では、低音が豊かで、高音の共鳴した音がします。音量は小さめです。

しかしながら、チューニング時の弦のテンションで、若干ネックが反ります。まだまだ、ネックの部分の強度には難がありそうです。


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